2025年10月10日(金)〜2026年2月13日(金)
【対面】世界遺産登録予定の飛鳥・藤原――「飛鳥万葉」とは何か
日本で最初の和歌集『万葉集』は、7世紀前半の飛鳥時代から8世紀の奈良時代までおよそ130年間の歌を収めています。奈良県の明日香(飛鳥)に都がおかれた舒明天皇の時代から『万葉集』ははじまります。私は、藤原京(694年~710年)に都が移るまでのおよそ60年間の歌を「飛鳥万葉」と呼んでいます。『万葉集』巻一雑歌前半の歌々がそれに当たります。柿本人麻呂が華々しく登場してくるのが「飛鳥万葉」です。最近の研究(居駒永幸『古事記の成立』花鳥社、2024年10月)によって、「飛鳥万葉」が『古事記』を受け継いでまとめられたことがわかってきました。そこで「飛鳥万葉」とは何かということを考えていきたいと思います。今期は持統天皇代の歌から読んでいきます。一首一首丁寧に読み解き、初めての方でもわかるように進めていきます。
- 開催日
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- 場所
- 千代田区
- 主催者
- 明治大学
- 定員数
- 30名
- 費用
- 16,500円
- 申込期日
- 問い合わせ
- 03-3296-4423平日10:30~19:00土曜10:30~15:30
- 対象世代
- 現役世代
- 学習レベル
- 関連する資格、職業等
備考
教養・文化