2025年10月10日(金)〜2026年2月13日(金)
【対面】巨大古墳の世紀――『古事記』の中の応神・仁徳天皇
日本で最初の史書『古事記』(111首)と最初の正史『日本書紀』(128首)は、なぜ歌を必要としたのでしょうか。最近の研究(居駒永幸『古事記の成立』花鳥社、2024年10月)によって、特に『古事記』において歌が大きな役割を果たしていることがわかってきました。『古事記』の歌がもつ意味とはたらきを説明しながら、今期は『古事記』中巻にある仲哀天皇代の神功皇后と建内宿禰の問答歌から仁徳天皇代の女鳥王反乱に関する歌までを取り上げ、その[歌と散文]を読み解きます。特に仁徳天皇代には最多の23首の歌が記され、聖帝と称されますが、一方で大后の嫉妬に苦しむ人間的な天皇でもあります。反乱と嫉妬は『古事記』の主題とどのように結びついているのでしょうか。一首一首丁寧に読み解き、初めての方でもわかるように進めていきます。
- 開催日
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- 場所
- 千代田区
- 主催者
- 明治大学
- 定員数
- 30名
- 費用
- 16,500円
- 申込期日
- 問い合わせ
- 03-3296-4423平日10:30~19:00土曜10:30~15:30
- 対象世代
- 現役世代
- 学習レベル
- 関連する資格、職業等
備考
教養・文化