2025年11月28日(金)〜2025年12月12日(金)
【オンライン】向田邦子の魅力
今も多くの人々を魅了する作家・向田邦子は、雑誌「映画ストーリー」の編集者を経て、ラジオドラマ、テレビドラマの脚本家として活躍し、後に脚本家の「ゴッドマザー」と呼ばれました。1976年以降は、本格的にエッセイを書き始め、初のエッセイ集『父の詫び状』は編集者の間でも絶賛されます。その後、小説の執筆依頼が舞い込みますが、なかなか首を縦に振りませんでした。しかし、ある時、脚本とは違う活字の魅力を知り、短編小説「思い出トランプ」の連載を引き受けることになります。細部に向田の経験をかいま見ることが出来る本作は、連載中に「かわうそ」「犬小屋」「花の名前」の三篇で直木賞を受賞しました。
本講座では、当館所蔵の向田邦子の関連資料1万2千点の資料をとおして、「向田邦子と鹿児島」「向田邦子の暮らし」「向田邦子と作品世界」をテーマに人々を魅了してやまない彼女の魅力を紹介します。
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備考
※テキストは資料を配布します。
※本講座は2022年度秋期オンラインスペシャル「向田邦子の魅力」の内容と一部重複します。
※本講座は2022年度秋期オンラインスペシャル「向田邦子の魅力」の内容と一部重複します。