歩いて見に行こう神奈川の歴史と地理 (3)横浜・野毛と戸部
みなさんの身近な場所には、その町の歴史や地理に関わる「痕跡」がたくさんあります。この講座では、みなさんと一緒に歩きながら、そうした「痕跡」を探し出し、町の歴史や地理について楽しく考えていきたいと思います。今回の講座では、開港当時に東海道方面から横浜への入口となった【横浜・野毛と戸部】を対象に、その歴史や地理について考えていきます。
ここでいう「痕跡」とは、過去から現在までの人間活動をうかがい知ることができる事物のことです。私たちの身近な場所のそこかしこには、過去のその場所での人々の暮らしや活動の履歴が「痕跡」としてひっそりと残されています。こうした「痕跡」を辿る街歩きは宝探しと謎解きに似て、とても楽しいものです。本講座では、こうした「痕跡」を手がかりにして、神奈川のより深い地域理解を目的としています。
この講座は、座学とフィールドワークの2部構成となっています。最初に飯田橋キャンパスにおいて講義により対象地である横浜山手の歴史や地理の概略を理解します。そのあと、実際に対象地でのフィールドワークにより、「痕跡」を辿る街歩きを実践します。実際に歩いて見ることで、単なる知識の習得ではなく、楽しみながらより深い地域理解へとみなさんを誘いたいと考えています。
●11月17日 飯田橋キャンパス
13:00〜13:10 趣旨説明(吉田)
13:10〜14:00 自然環境を改変しながら発展した横浜(吉田)
14:10〜15:00 幕末維新期の横浜と周辺地域(多和田)
15:10〜16:00 近代都市横浜の発展(鈴木)
16:00〜16:10 フィールドワーク案内(吉田)
●11月21日 横浜:野毛・戸部周辺(フィールドワーク)
13:00 相鉄本線 西横浜駅 集合
16:30ごろ JR 桜木町駅 解散
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