【語学講座】レシピのチュルク諸語(CEFR A2)

【言語の紹介】
トルクメン語は、中央アジアのトルクメニスタンを中心に話されており、トルコ語やアゼルバイジャン語といったオグズ語群の仲間です。 バシキール語は、ロシア連邦内のバシコルトスタン共和国で主に話される言語で、タタール語と多くの共通点があります。 現代ウイグル語は、中国の新疆ウイグル自治区で主に使用されており、ウズベク語と多くの類似性が見られます。
【講座の目的】
本講座は、すでにチュルク諸語のいずれかを学んだ経験のある方を対象に、既存の言語知識や調理の動画・写真を手がかりにレシピの内容を類推しながら、言語間の共通点や相違点を楽しみつつ、新たな言語に触れる機会を提供します。
【講座の内容】
今回は、トルクメン語・現代ウイグル語・バシキール語で書かれた麺料理のレシピを題材に学習を行います。 本講座では1日につき1言語を取り上げ、各言語についての文法概説（音声・文法・語彙など）と、ローマ字転写されたレシピ文および語彙集を事前に配布します。 授業では、講師による文法概説の後、動画や写真などの視覚教材を活用しながら、受講生それぞれの知識や経験を刺激します。その上で、グループワーク形式で協力しながらレシピの読解に取り組みます。 本講座は、チュルク諸語のいずれか1言語以上の学習経験がある方を対象としており、すでにお持ちの知識を手がかりに、3言語で書かれたレシピを読み解いていきます。 多様なチュルク諸語の世界に触れることで、新たに学んでみたい言語との出会いや、これまで学習してきた言語を別の視点から見直すきっかけを提供したいと考えています。