【語学講座】イタリア語初中級：リスニング＆文法（直接法未来・命令法・条件法）学び直し(CEFR A2)

【言語の紹介】
イタリア語（Italiano [itaˈljaːno], Lingua italiana）は、インド・ヨーロッパ語族イタリック語派に属する言語の1つで、おおよそ6千万人ほどが日常的に使用しており、そのほとんどがイタリアに住んでいる。イタリア語はイタリア、サンマリノ共和国で公用語として定められている。スイスではティチーノ州全域とグラウビュンデン州の一部がイタリア語圏であり、スイス全体としても公用語になっている。
【講座の目的】
この講座はイタリア語文法初中級から中級レベルの学習者の方が文法における重要項目を復習し、多くの練習問題を解くことで理解を深め、同時並行でリスニング問題も多く解くことでリスニング力を強化することも目的としています。
【講座の内容】
イタリア語の習得でとりわけ苦労するのは、様々な動詞の時制を把握し、それぞれの活用を使い分ける文法と、早口に聞こえる会話のリスニングを聞きとることです。イタリア語を学んでいる方からは活用が多いだけでなく過去時制が次々出てきて覚えられない、文法も理解が不十分なのにリスニングはもっと苦手！という声をよく聞きます。そこで夏期講座では一度基礎学習をした方のために文法とリスニングを両方極める復習講座を設けることにしました。復習講座は初級編と初中級編の二講座です。どちらも文法とリスニングの練習問題を時間がある限りどんどん解いていきます。初中級編の本講座は、まず、毎回授業前半に文法学び直しの時間を設け講師が各回ごとの文法項目について説明します。授業の後半はリスニング問題と文法問題を解きます。それぞれの問題はイタリア語検定4級から3級程度の難易度です。講師作成オリジナル練習問題は講座開始日の半月前に当講座のgoogle classroom内に練習問題のpdfをアップする予定です。リスニングの参考資料教材は『Nuovo Progetto Italiano: Libro dello studente 1, A1-A2』 及び『Nuovo Progetto Italiano: Libro dello studente 2, B1-B2』を使用予定です。これらの教材を以前使ったことがある方はご注意ください。また、この講座の文法練習問題は上記のテキストとは別ですが同様にイタリアで出版された参考書から作成しました。第一回の授業ではイタリア語文法で最も重要項目である二つの過去時制、近過去と半過去の復習と直接法未来をおさらいしてから後半にリスニングと文法問題を解きます。第二回の授業では会話で使用頻度の高い命令法を学習した後、リスニングと文法問題を解きます。第三回の授業では同様に使用頻度の高い条件法と条件法過去を理解した後、リスニングと文法問題を解きます。文法練習問題は短文の読解が盛り込まれた内容となっており、リスニング問題は様々な場面に設定された会話の音声教材を多く用意しましたので、この夏はイタリア語の単語力を増やしたい！基本動詞の現在活用を覚えたい！リスニング力ものばしたい！という方はぜひご受講ください。扱う練習問題は問題数が多く、イタリアから出版されているテキストを素材に作成したので難易度が高く、初学習者には少し大変かもしれませんが、現在初中級講座を受講中の方も大歓迎です。現在中級を受講されている方でリスニングが苦手な方にもおすすめです。