2025年10月7日(火)〜2026年1月20日(火)
【語学講座】サンスクリット語~『ギーター』原典講読~初中級Ⅰ
【言語の紹介】
サンスクリット語は、南アジアを中心に用いられてきた古典語です。現代でも僅かながら話者がいます。
【講座の目的】
『ギーター』の本文を講読し、理解し、可能であれば暗誦できるようになることが目的です。
【講座内容】
「私は今、まさにこの古のヨーガをあなたに説く。あなたは私を信愛していて、友であるから。実にこれは最高の教説である。」――『ギーター』(4:3)
「あなたの職務は行為そのものにある。決してその結果にはない。行為の結果を動機としてはいけない。」――『ギーター』(2:47)
(いずれも上村勝彦訳より引用)
本講座では、インドの古代叙事詩『マハーバーラタ』の一部であり、独立した作品としても読まれている『バガヴァド・ギーター』(通称『ギーター』)を講読します。『ギーター』は、大戦争を前に逡巡する勇士アルジュナと、その友人であり神でもあるクリシュナとの対話からなる作品です。極限状態における神と人との神話的な対話は、われわれが〈いま・ここ〉を決然と生きていくうえでも、驚くほどに差し迫った現代的意義を具えています。
本講座で電子配布する資料では、講読する箇所のすべての語句に、懇切丁寧な文法的説明を付していきます。また、本講座のみで『ギーター』の全文を網羅することは叶いませんが、ゆくゆくは受講者が『ギーター』を自力で味読できるようになることを目指して、単なる文法的説明に留まらない背景知識の解説も施していく予定です。
インド古典世界の生み出した最高の作品の一つを、あなたも一緒に読んでみませんか?
- 開催日
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- 場所
- オンライン
- 主催者
- 東京外国語大学
- 定員数
- 25名
- 費用
- 25,000円
- 申込期日
- 8/5(火)10:00~8/31(日)23:59
- 問い合わせ
- tufs-openacademy@tufs.ac.jp平日9:00~17:00
- 対象世代
- 現役世代
- 学習レベル
- 中級者
- 関連する資格、職業等
備考
※最新の申込状況は、主催者の申込サイトにてご確認ください。
【受講案内】
https://tufsoa.jp/how
【受講案内】
https://tufsoa.jp/how