【語学講座】ドイツ語初中級Ⅰ(CEFR A2)
【言語の紹介】
ドイツ語は、英語やオランダ語とともにインド・ヨーロッパ語族のゲルマン語派(西ゲルマン諸語)に属する言語です。ドイツ語を母語または第二言語として話す人はヨーロッパを中心に世界に約1億3千万人いると推定されています。日本では明治以来、主に高等教育で盛んに学ばれてきました。グリム童話やミヒャエル・エンデの『モモ』、ヘッセの『デミアン』やカフカの『変身』など、ドイツ語で書かれた文学作品は日本でもよく知られていますし、カントやニーチェ、フロイト、マルクスらもドイツ語で著述しました。年末恒例のベートーヴェン「第九交響曲(歓喜の歌)」の歌詞もドイツ語です。近年は、学芸のみならず、サッカーをはじめとするスポーツでも交流が活発です。
【講座の目的】
本講座は、ドイツ語初中級レベルの学習者を対象とし、日常生活で実践的に使えるドイツ語能力の向上を目指します。短い記事や私信、広告、メニューなどの文書を理解する読解力、日常会話や短いアナウンスを理解する聴解力、そして身近な話題について簡単な表現でコミュニケーションを取る力を磨きます。
【講座内容】
本講座の目標は、日常的なトピックを取り扱った簡単な文章を読み、要点を把握し必要な情報を取り出す力を身につけることです。また、学習した表現を用いて、自分の趣味や特技を紹介したり、意見や行動計画を述べたりできるようになることも目指します。
授業では、教科書のダイアログや練習問題を通じて、読解に焦点を当てつつ、発音や表現にも取り組みます。文法項目を確認し、重要なポイントを押さえることで、ドイツ語の仕組みを理解します。
前期にあたる秋期間の講座では、前にいた場所など過去のことを話す、禁止や許可について理解する、誕生日やパーティーのことを取り決める、休暇や病気を説明する、より複雑な条件をつけて買い物をする、旅行の予約をするといった場面で必要な語彙や表現を学びます。文法項目としては、seinを使った現在完了形、再帰代名詞、zu不定句、人称代名詞のまとめなどを取り扱います。
- 開催日
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- 場所
- オンライン
- 主催者
- 東京外国語大学
- 定員数
- 21名
- 費用
- 25,000円
- 申込期日
- 8/5(火)10:00~8/31(日)23:59
- 問い合わせ
- tufs-openacademy@tufs.ac.jp平日9:00~17:00
- 対象世代
- 現役世代
- 学習レベル
- 中級者
- 関連する資格、職業等
備考
【受講案内】
https://tufsoa.jp/how