2025年12月6日(土)
【ハイブリッド/対面】1945年:本土決戦体制の下での登戸研究所《明治大学平和教育登戸研究所資料館第16回企画展講演会》
1945年4月、生田にあった登戸研究所は本土決戦体制への移行にともない、関東分廠(長野県)、関西分廠(兵庫県)、北陸分廠(福井県)の三つに分割されます。そのうち、関東分廠は、さらに北安分室(長野県北安曇郡)・中沢分室(同伊那郡)・登戸分室(生田)に分かれ、第一科の「く号」兵器などは北安分室、第二科の遊撃戦兵器などは中沢分室、第三科の偽札は登戸分室でそのまま製造が続けられました。
本講座では、本土決戦に際して関東分廠の中心が長野県に置かれたことの意味(松代防衛のための登戸・中野学校などの秘密戦機関が天竜川沿いに配置)を探るとともに、三つの分室での兵器・資材研究・製造がどのように進んでいたのかについて明らかにします。また、2024年に駒ヶ根市立博物館の分館として、戦争当時、中沢分室の一部と使用された中沢国民学校の校舎そのものを保存・改修して設置された「登戸研究所平和資料館」の展示と調査・研究活動についても紹介します。
- 開催日
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- 場所
- 川崎市
- 主催者
- 明治大学
- 定員数
- 270名
- 費用
- 無料
- 申込期日
- 問い合わせ
- 03-3296-4423平日10:30~19:00土曜10:30~15:30
- 対象世代
- 現役世代
- 学習レベル
- 関連する資格、職業等
備考
特別企画