2026年1月13日(火)〜2026年3月10日(火)
【対面】『続日本紀』を読む
実録的な性格が強い『続日本紀』を読むことを通して、奈良時代の社会・人間を理解します。『続日本紀』は律令制国家による歴史書なので、律令法という法律を調べながら、歴史の実態をつかんでいきますが、法律用語は難しいことがあります。実際の社会は、律令法通りには動きませんが、この時代の影響は今日まで残ります。
新日本古典文学大系『続日本紀』の巻20の天平宝字元年の続きから読みます。天皇は女性の孝謙天皇ですが、後継問題がくすぶって橘奈良麻呂の変が起こりました。乱後には政治的措置がとられますが、やがて孝謙女帝は皇太子の大炊王に譲位します。淳仁天皇です。考古学資料も利用して、初めての方にも「やさしく、確かで、おもしろい」歴史を共有し、古代史の新しい解釈をめざしたいと思います。
- 開催日
-
- 場所
- 千代田区
- 主催者
- 明治大学
- 定員数
- 30名
- 費用
- 16,500円
- 申込期日
- 問い合わせ
- 03-3296-4423平日10:30~19:00土曜10:30~15:30
- 対象世代
- 現役世代
- 学習レベル
- 関連する資格、職業等
備考
教養・文化