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2026年1月13日(火)〜2026年2月10日(火)

【ハイブリッド/対面】『紫式部日記』を読む

歴史・哲学
文学
対面講座

『紫式部日記』を詳細に読む講座の、第三期めです。
平安朝物語の多くは、作者不明です。しかし幸いにも『源氏物語』は紫式部の作品であることが分かっています。そればかりでなく、彼女が記した別の作品『紫式部日記』や歌集『紫式部集』も残されているのです。
紫式部は、一条天皇中宮彰子(藤原道長の娘)に仕える女房でした。そのため『紫式部日記』は個人の日記というだけでなく、宮中女房日記の側面も持っています。中宮彰子の敦成親王(後の後一条天皇)出産や、その後の祝いの儀式を詳細に記録しているほか、赤染衛門・和泉式部・清少納言など宮中に仕える他の女房たち、また藤原公任といった公卿たちの人物評も記しているのです。その一方で、力仕事に従事する下人たちへも視線を注ぎ、身分にかかわらず等しく苦しみの中にある人間存在を見つめるというような、『源氏物語』作者ならではの叙述も含まれています。
本講座では何期かにわたって『紫式部日記』を通読し、読了する予定です。画像や動画・CDなども活用しながら、平安時代の宮中生活や『源氏物語』理解の参考になるような部分について、分かりやすく解説します。

開催日
場所
千代田区
主催者
明治大学
定員数
30名
費用
16,500円
申込期日
問い合わせ
03-3296-4423平日10:30~19:00土曜10:30~15:30
対象世代
現役世代
学習レベル
関連する資格、職業等
受講した

備考

教養・文化

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