子どもの心を考える 〜現代の課題と大人の役割〜

東京23区の今を考える
子どもの心を考える 〜現代の課題と大人の役割〜
特別区プレミアム講座「東京23区の今を考える」は特別区協議会とオープンユニバーシティの連携講座です。有数の大都市東京の社会的課題や、対応に関して広く東京都区民に理解を深めていただくことを目的とした講座です。多くの方々に受講していただけるよう、特別価格で提供し、入会金も不要です。
尚、当講座に関しては事前のキャンセルの場合でも受講料は返却いたしませんのでご了承願います。
現代の子どもたちは、家庭・学校・地域社会など、さまざまな環境の中で育っています。しかし、それぞれの環境が子どもに与える影響や、環境に適応する時の心の状態は一人ひとり異なります。
本講座では、小学校から高校までの成長過程における子どもたちの心の変化に注目し、学校での適応に関する話題として、「不登校」や「発達しょうがい」といった現代社会に重要なテーマについて取り上げ、説明をしていきます。
コロナ禍を経て不登校児童・生徒の数は増加を続けています。そもそも不登校という状態像とはどのような状況を指すのでしょうか、またその状況とは本当に子どもにとって「不適応」なのでしょうか。数字上の問題から、実像まで幅広い視点から不登校について考えていきたいと思います。
発達しょうがいという言葉も、以前に比べると馴染みのある言葉になってきたように思います。馴染みがあるから理解が進んでいるかというとそうでもない実情も近年は見え隠れしています。昨今の発達しょうがい事情に触れながら、子どもたちにとっての適切な関わりとは何かについて考えていきたいと思います。
子どもたちにとって、そして我々大人や社会にとって、どのように考え、振る舞えば良いのか、夏休み最後の金曜日に一緒に考えていきましょう。
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備考
【講師の著作】
「こころのケアの基本」(分担執筆)
「みんなで取り組む教育相談」(分担執筆)
「学生支援・相談の基礎と実践」(分担執筆)