2026年1月10日(土)〜2026年1月31日(土)
近世日本の勝者と敗者
江戸時代、平和と文明化を推進した勝者と、それに異議申し立てを行った敗者との対立の歴史がありました。「徳川の平和」が達成した成果と課題、勝者から最後は敗者となった幕府の政治過程について、講師の著作である『近世日本の勝者と敗者』をテキストに4回の講義で考えます。
260年にわたって国内においても対外においても戦争はなく、平和を確立していた江戸時代は、明治維新という名のもと完全に廃止されました。そして新しい勝者明治政府は欧米列国と伍する為に近代化を急ぎ、江戸時代という長きに渡って戦争のなかった日本は、富国強兵の名のもとに否応なく大きな戦争に突入し、最後には敗者という道筋を辿ることになりました。
幕府から明治政府へと引き継がれた江戸時代を中心とした近世日本を、「勝者」と「敗者」という視点から見直します。
今回は、昨年度の大河ドラマ『べらぼう』で関心が高まっている田沼時代と寛政改革を題材に、リアルな歴史をお話しします。
- 開催日
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- 場所
- 千代田区
- 主催者
- 東京都立大学
- 定員数
- 30名
- 費用
- 10100円
- 申込期日
- 問い合わせ
- 03-3288-1050平日9:00~17:30
- 対象世代
- 現役世代
- 学習レベル
- 初級者
- 関連する資格、職業等
- 一般の方・大学生・高校生
備考
※本講座は講師著作『近世日本の勝者と敗者』(吉川弘文館:2015年)をテキストとして使用しますので各自で購入して下さい。アマゾン、honto、楽天ブックスBOOK-OFFなどで購入可能です。


