2026年2月6日(金)〜2026年2月27日(金)
女筆を読む 江戸時代の女性用の手紙を学ぶ
江戸時代は、男性の文章と女性の文章が違いました。女筆とは、女性が書いたものではなく、「女性向の筆づかい」のことで、男性が書いたものでも女性向の筆づかいで書いた手紙などは女筆に該当します。
私は江戸城大奥や奥女中のことを研究しているので、常に女筆にふれていますが、読みや解釈がこれで良いのか悩むことも多々あります。しかし、一般的な古文書と違い解読のための手引き書は限られており、吉田豊『寺子屋式古文書 女筆入門』があるくらいです。数少ない女筆の講座などでは、往来物を教材として使用していますが、本講座では古文書(書状)から読んでいきます。
基本的には講師が読みますが、一緒に勉強していくというスタンスでやっていきたいと思います。三回目ですが、女筆がはじめての方でもわかるように進めていきます。しかし、古文書が全くの初心者でないことが望ましいです。
- 開催日
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- 場所
- 千代田区
- 主催者
- 東京都立大学
- 定員数
- 20名
- 費用
- 10100円
- 申込期日
- 問い合わせ
- 03-3288-1050平日9:00~17:30
- 対象世代
- 現役世代
- 学習レベル
- 初級者
- 関連する資格、職業等


