国家は人をどう生かすのか?-「福祉国家」の過去・現在・未来-(上智地球市民講座)
講師:上智大学 総合人間科学部 社会福祉学科 教授 平野 寛弥
【2026年度 秋学期 講座案内】
「福祉国家」とは、資本主義がもたらす貧困や不平等に対応するために、19世紀末から20世紀にかけて発展した近代国家の一類型です。その特徴は、”人を生かす”国家であるという点にあります。
欧米諸国では第二次世界大戦後に大きく発展を遂げ、「ゆりかごから墓場まで」という有名な言葉に代表されるように、国家が国民の生活を保障するための仕組みが確立されたことはよく知られています。日本でもそれらの国々を参考にしながら、独自の福祉国家を形成してきました。しかし、1970年代を境として、それらの福祉国家はいずれも転換期を迎え、様々な再編を経て現在に至っています。社会経済及び国際情勢の変化も著しい状況の中で、今後、福祉国家はどこへ向かうのでしょうか。
この講座では、福祉国家のあゆみを、”人を生かす”ための思想と手法の変遷に着目して振り返るとともに、今後の福祉国家のゆくえについて展望してみたいと思います。
〈講座関連キーワード〉
①福祉国家
②生権力
③シティズンシップ
④アクティベーション
⑤行動変容
〈講座をおすすめしたい方〉
①社会福祉や社会政策に関心のある方
②社会福祉士養成課程の教科書に飽きたらない方
③「福祉国家」という概念やその中身について知りたい方
〈受講することで学べること・得られること〉
①(広義の)社会保障制度の役割とその意義について理解できる
②社会福祉や社会政策をより深く学ぶことができる
③「生活保障」「自立支援」といった概念を多面的に評価する視点が得られる
〈参考図書〉
デイビッド・ガーランド,2021,『福祉国家:救貧法の時代からポスト工業社会へ』白水社.
- 開催日
-
- 場所
- オンライン,千代田区
- 主催者
- 上智大学
- 定員数
- 100名
- 費用
- 一般受講者:13000円高校生以下:11000円上智関係者:11000円
- 申込期日
- 問い合わせ
- 03-3238-3552平日午前9時~午後5時
- 対象世代
- 学習レベル
- 初級者
- 関連する資格、職業等
- 設定なし
備考
※『申込ページはこちら』ボタンを押下後、上智地球市民講座申込サイトへ遷移いたします。


