【オンライン】KWAIDAN「怪談」より 小泉八雲講座
「Kwaidan(怪談)」17作品の中で、最後の2作品HI-MAWARI(ひまわり)とHŌRAI(蓬莱)を取り上げます。残念ながら翻訳の「怪談」として紹介されている本では、この2作品を取り上げる機会は少ないようです。その第一の理由は、怪談としてはこの2作品は異質と思われるからです。例えばHI-MAWARIは幼少期の体験を綴る自伝的なエッセイのような作品で、エッセイの最後は次の文章で終わります。
But all that existed of the real Robert must long ago have suffered a sea-change into something rich and strange…. Greater love hath no man than this、 that a man lay down his life for his friend…
しかし、肉体を持って、この世に存在していたロバートは、深い海の底へと沈んで、何か豊かなものへと姿を変えてしまったのである。友のために自分の命を捨てること、これ以上に大きな愛はない。
ここにシェイクスピアと聖書からの引用がありますが、そのことに気づく人は少ないようです。なぜならば、英語で読まないと気づきにくいからです。では、なぜ八雲はHI-MAWARI(ひまわり)をKWAIDAN(怪談)の中に入れたのでしょうか。一つのヒントは、下のKWAIDAN初版本の扉にあるかもしれません。KWAIDANの副タイトルはSTORIES AND STUDIES OF STRANGE THINGSです。STRANGE THINGSについてのSTORIES AND STUDIES(物語と研究)ということですが、ここでSTRANGEを「奇妙な」と訳して「奇妙な事についての物語と研究」と訳して良いでしょうか?さらに、著者の肩書としてLECTURER ON ENGLISH LITERATURE IN THE IMPERIAL UNIVERSITY OF TŌKYŌ(東京帝国大学英文学講師)と書かれています。すなわち、英文学講師として八雲は何を研究したかったのか?そのことに着目して、HI-MAWARI(ひまわり)とHORAI(蓬莱)を英語で読みながらKWAIDAN(怪談)で八雲が伝えたかったことを読み解いていきましょう。
英語と日本語のバイリンガル朗読の後に、日本語で詳しく解説しますので、英語が苦手な方でもご安心ください。八雲が大切にした音をお楽しみください。
- 開催日
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- 場所
- オンライン
- 主催者
- 東京都立大学オープンユニバーシティ
- 定員数
- 15名
- 費用
- 10100円
- 申込期日
- 問い合わせ
- 03-3288-1050平日9:00~17:30
- 対象世代
- 現役世代
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- 八雲文学に興味のある方


