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2025年10月18日(土)〜2025年12月20日(土)

【オンライン】【高校生専用申込ページ】天気・天候・気候 ~昔と今とこれから~

その他自然科学
オンライン講座

※高校生対象の申込ページです。

天気・天候・気候 ~昔と今とこれから~

東京都立大学オープンユニバーシティでは、オンラインスペシャル講座を開講いたします。オンラインならではの特性を活かし、全国の様々な研究者や専門家が登壇し、ユニークかつ興味深い講座を提供します。
今回は、近年の地球温暖化等の影響で大きく変わりつある世界各地と日本での「天気・天候・気候」がテーマです。

日本の秋の天気は、「女心と秋の空」と言われるほど日々変わりやすいのに対し、長い期間を平均して得られる気候は、かつてはあまり変化しないものでした。また、天候という言葉は、時間的に天気と気候の中間にあたる数日程度の天気の様子を示すのに使われてきました。しかし、昨今の人間活動による地球温暖化や都市気候は、これら全ての時間スケールでの大気現象を変化させていて、今や地球の気候は、過去の歴史上では経験したことのない早さで急激に変化しつつあります。
本講座では、日ごろ私たちが感じている天気・天候・気候について、その過去と現在と未来、他の自然現象や人間社会への影響を中心テーマとして、日本だけでなく世界各地での調査結果も交えながら、様々な視点から論じていきます。
気候を定量的に記述するためには、正確な気象観測データが必要で、日本では国家事業として気象観測が始められてから、今年は150年目にあたります。しかしながら、実は日本ではもっと古い江戸時代にも気象観測が行われていました。太平洋戦争期には、気象観測データは軍事機密となり、一般人の目に触れることはなくなりましたが、気象観測は不断に続けられていて、日本が占領していた南洋諸島などでも欠かせない事業でした。また、日本本土への空襲や原爆投下に際しても、その日の天気が大きな影響を与えました。この時代の海外でとられた気象データは、大部分が焼失してしまったのですが、断片的な気象資料を世界各地で集める研究も進められていて、その研究成果の一部も紹介します。
講座コーディネーターは、本学のプレミアム・カレッジ長、オープンユニバーシティ長の松本 淳特任教授が務め、熱帯から極地にいたる世界各地での気候変化や、日本の古天気・古気候や都市気候、さらには地球の将来気候などを研究している多彩な講師が登場します.

開催日
場所
オンライン
主催者
東京都立大学
定員数
20名
費用
無料
申込期日
問い合わせ
03-3288-1050平日9:00~17:30
対象世代
現役世代
学習レベル
関連する資格、職業等
受講した

備考

※アーカイブ配信(録画:7日間限定)視聴も可能です。
※高校生の参加は無料です。8回シリーズの講座ですが、高校生は1回だけでの参加も可能です。
※本講座は、気候非常事態宣言、カーボンニュートラル推進プランに資する取組です。

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