2025年10月27日(月)〜2025年12月1日(月)
【公開講座】ノーベル物理学賞から見た叡智の最前線(上智地球市民講座)
その他自然科学
対面講座

講師:理工学部 機能創造理工学科 教授 平野 哲文
【2025年度 秋学期 講座案内】
人類は基礎科学を通して驚くべき叡智を獲得しました。我々の宇宙には始まりがあり、その年齢は138億歳であることが分かっています。現代科学技術の粋を集めると、光の速さで10憶年以上かかるような天文学的な距離にある二つのブラックホールが合体する様子ですら地球で観測することが可能になりました。ミクロな世界に目を移すと、我々を形作る最小の粒子「クォーク」の存在が見えてきます。空間そのものも、単に何か物を入れておく箱ではなく、それ自体が物質と同じ性質を持っていることも分かってきました。
本講座では、誰もが小さいときから考える宇宙や自然の不思議に対して、数式をほとんど使わずに紹介していきます。ノーベル物理学賞を授与された四つのトピックを通して、我々人類の来し方行く末を一緒に考えていきましょう。
〈関連キーワード〉
「基礎科学」「ノーベル物理学賞」「宇宙」「素粒子」「現代物理」
〈講座をおすすめしたい方〉
①物理学を中心とした基礎科学に興味がある方
②現代社会における基礎科学の位置付けに興味がある方
③ノーベル物理学賞の内容に興味がある方
〈受講することで学べること・得られること〉
①基礎科学がもたらす未来についての考え方
②物理学からみた人類の叡智の最先端
③スマートフォンなどの現代の最先端技術の根底にある基礎科学の理解
〈参考図書〉
「創造的発見と偶然」G.シャピロ著、新関暢一訳(東京化学同人)
「クォーク」南部陽一郎著(講談社ブルーバックス)
開催日
【第1回】10/27(月)18:30~20:00
【第2回】11/10(月)18:30~20:00
【第3回】11/17(月)18:30~20:00
【第4回】12/1(月)18:30~20:00
【第2回】11/10(月)18:30~20:00
【第3回】11/17(月)18:30~20:00
【第4回】12/1(月)18:30~20:00