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2026年5月16日(土)

歩行中のつまずき・転倒の予防:知覚・認知に着目して

心身の健康
対面講座

歩行中のつまずき・転倒の予防:
知覚・認知に着目して

プレミアム講座は東京都立大学教員の専門的かつユニークな研究の内容を紹介する講座です。興味のある方々に受講していただけるよう特別価格で提供しており、入会金も不要(一般の方)です。高校生は無料で受講できます。尚、当講座に関しては事前のキャンセルの場合でも受講料は返却いたしませんのでご了承願います。

心身の機能が高く、転倒リスクが低いと評価されるような元気な高齢者でも、歩行中につまずいたり、転倒したりすることがある。このような健常な高齢者のつまずきや転倒は、いったいどのように考えればよいのでしょうか。本講座では、「人間の運動パフォーマンスは、知覚・認知機能の影響を深く受ける」という観点から、歩行中のつまずきや転倒について考え、その予防策について考えます。
超高齢社会において転倒予防は重要課題です。2022年の国際ガイドラインに象徴されるように、関係者による長年の努力によって、転倒の実態が見えつつあります。具体的には、身体・感覚・認知・歩行機能が低くなれば、転倒リスクが高くなることが、古くからわかっていました。ところが、こうした機能に問題ない健常(healthy、 robust)な高齢者でも、日常生活では転倒しているという実態があります。確かに、心身の機能が低下した高齢者に比べれば、つまずきや転倒の頻度自体は高くありません。しかしながら、元気な高齢者ほど、歩行速度が速い分、転倒した場合の怪我が重篤化しやすいという問題があります。また、健常高齢者の転倒が主に”屋外”で起こっており、転倒しやすい高齢者の転倒が主に”屋内”で起こる実態とは異なることもわかっています。これらの事実から、健常高齢者の転倒は、転倒しやすい高齢者の転倒と原因が異なり、従来とは異なる新しい考え方で、つまずきや転倒を考えるべきだと考えています。

本講座では、以下のトピックに基づき、歩行中のつまずきを知覚・認知の視点から考えていきます。前半ではつまずきや転倒の基礎知識について、簡単な転倒評価を体験いただきながら提供します。後半では、視覚運動制御(visuomotor control)という枠組みに沿って歩行を考える意義、バーチャルリアリティや三次元動作解析などの最新の機器を用いた研究事例などを紹介します。

・転ばないために必要な心身機能
・心身機能が高い高齢者の転倒
・適応性の喪失:動きのワンパターン化
・歩行の視覚運動制御という考え方
・バーチャルリアリティを使った研究事例の紹介

開催日
場所
千代田区
主催者
東京都立大学オープンユニバーシティ
定員数
30名
費用
1000円
申込期日
問い合わせ
03-3288-1050平日9:00~17:30
対象世代
現役世代
学習レベル
関連する資格、職業等
受講した

備考

※高校生は専用ページからお申し込みください。

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