2026年4月16日(木)〜2026年5月28日(木)
『イリアス』を読む
対面講座
トロイア戦争を題材にする『イリアス』は、ギリシア勢随一の若き英雄アキレウスの怒りをめぐる、およそ50日間の物語です。自軍の総大将に英雄としての名誉を不当に傷つけられたアキレウスは、その怒りゆえに戦線を離脱します。名誉回復を求める彼の願いは天上界のゼウスにまで届き、物語は人間のみならず神々をも巻き込んで展開します。しかしその願いが思わぬかたちで実現するとき、アキレウスは最も親しい者(パトロクロス)の悲運を招き、遂には自分自身の運命をも決定づけることになるのです。
『イリアス』の詩人の関心は、戦争そのものよりも、過酷な運命に直面しながらもそれを引き受ける人間たちの姿にあります。運命を引き受けるアキレウスがその怒りに解決を見いだすとき、彼は従来の英雄的価値観を超える新たな名誉を獲得します。アキレウスの怒りとその展開を中心に据えながら、作品が提示する世界のあり方、人間のあり方を考えていきます。
- 開催日
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- 場所
- 千代田区
- 主催者
- 東京都立大学オープンユニバーシティ
- 定員数
- 15名
- 費用
- 15100円
- 申込期日
- 問い合わせ
- 03-3288-1050平日9:00~17:30
- 対象世代
- 現役世代
- 学習レベル
- 関連する資格、職業等
備考
※以下のテキストを各自で準備してください。
ホメロス・松平千秋(訳)(1992)『イリアス』(上下)岩波文庫
※講座内容に変更はありませんが、各回の内容は変更する可能性があります。
ホメロス・松平千秋(訳)(1992)『イリアス』(上下)岩波文庫
※講座内容に変更はありませんが、各回の内容は変更する可能性があります。


