【高校生専用申込ページ】人文学の探究入門 ~『羅生門』を題材に~

※高校生対象の申込ページです。
高校生のための 大学授業体験シリーズ
人文学の探究入門
当講座は、東京都立大学の教員による高校生のための講座です。大学で研究・教育に携わる教員が、対面形式で講義します。文系・理系を問わず、ジャンルは多岐に渡りますので、興味ある講座を積極的に受講してみてください。
2022年度施行の新学習指導要領で必修科目となった「総合的な探究の時間」。人文学に興味がある。でも周りは実験やデータの分析ばかりやっている。人文学の探究ってどうやったらいいの?本を読んだはいいけど、そこからどうしたらいいの?せっかくやるなら思い切りやりたい!けれどなかなかうまくいかない、もっと楽しく学びたい、頑張り方を知りたい!という文系探究のお悩み解消を一緒に考える入門講座です。
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【講義内容】
●第1部 人文探究入門講座 「探究学習の意義」「人文学の探究の魅力」
本講座のキーワードである「人文学」「探究」を手掛かりに、広い視野をもって皆さんの活動や探究の課題を俯瞰しようとする講義です。高大連携室の活動を担ってきた講師とともに高校を飛び出て、人文学研究の今、探究学習の今を捉えてみましょう。
●第2部 人文探究入門実践 〜『羅生門』を題材に〜
芥川龍之介『羅生門』は昭和31年(1956年)国語教科書に文学教材として初めて採択されてから圧倒的な採択率を誇り、現在もなお高校1年国語科検定教科書で全ての出版社が採択しています。しかし授業で読んだから、と分かったつもりになっていてはもったいない!何度も読み返し資料を正確に理解し活用すること、疑問を一つずつ解決していくこと、高速化に抗い丁寧に考える価値と方法を、実践的に学びましょう。
●第3部 共有とまとめ
『羅生門』を題材に自分が考えたことを発表し合います。考えを言葉にして伝え合うことで、様々な知見が自分の中に残ります。思ってもみなかった気づきも得られるでしょう。最後のクロージングトークでは人文学分野の研究者が研究活動・大学生活の疑問にお答えします!
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