東京都
ログイン
2025年7月16日(水)〜2025年8月6日(水)

杉並区の都市形成と都市計画 

ライフスタイル・現代文化
対面講座

台東区、北区、世田谷区などに続いて杉並区に焦点を当てて、昭和初期~平成初期の都市形成を取り上げます。杉並区は1932年に杉並町、井荻町、高井戸町、和田堀町の4町合併で誕生した。昭和初期、旧井荻町の全域では区画整理が実行され、善福寺、和田堀など善福寺川沿いに大公園が計画された。戦後、高円寺では戦災復興が実施され、阿佐ヶ谷では疎開跡地に中杉通りが誕生した。阿佐ヶ谷、荻窪には住宅公団の団地が建設された。1964年オリンピックで環七通りが開通し、1970年代に国立研究機関跡地に防災公園が新設された。このような都市計画、公園緑地、公団住宅などに注目して杉並区の都市形成の特色を明らかにする。


※参考資料等は講座各回で抜粋を配布します。

開催日
場所
千代田区
主催者
東京都立大学
定員数
15名
費用
7500円
申込期日
問い合わせ
03-3288-1050平日9:00~17:30
対象世代
学習レベル
関連する資格、職業等
なし
受講した

備考

※以下は参考資料
『東京都市計画の遺産』 (ちくま新書)
『内⽥秀五郎と井荻町⼟地区画整理事業』 (杉並区教育委員会事務局 ⽣涯学習推進課)

善福寺公園内田秀五郎像〈昭和27年建立〉
内田秀五郎(1876年~1975年)は、明治末期から昭和初期に井荻村および井荻町の首長を務め、同地域の土地区画整理事業に取り組むとともに、水道や電気設備の整備、町営銀行の設立、工場や学校、駅舎の誘致など、まちづくりに幅広く携わりました。
杉並区の旧上井草村の農家に生まれ、若くして家督を継ぎ、30歳にして井荻村の村長になって以後、様々な施策を行ったが、その先見的な仕事ぶりはまさしく杉並版・渋沢栄一と言って過言ではない。
(『内田秀五郎と井荻町土地区画整理事業』より抜粋)