【オンライン】メタ・ヘルスケア リサーチコアの取り組み

科学が開く未来への扉
東京都立大学 研究センター紹介講座
東京都立大学 研究センター、リサーチコア
本学の研究は人文・社会・自然科学の各分野で高い水準にあり、それぞれの専門領域で優れた実績を挙げています。これらを有機的に結び、世界最高峰の研究拠点を目指すのが研究センターです。現在15の研究センター、リサーチコアを設置し、学内外に研究の成果を発信しています。
研究センターシリーズ「科学が開く未来への扉」では、本学研究センター最先端の研究成果を紹介していきます。
メタ・ヘルスケア リサーチコア
本リサーチコアは,理学療法,ひとを対象とした神経科学,理工学,実験心理学など異分野の研究者からなる研究コアです。
「環境や地理的な制約を受けないヘルスケアシステムの実践とエコシステム(臨床実践,政策・ビジネス,教育,次世代研究開発への投資システム)の構築」をミッションとした研究拠点となっており,最終的には,自治体が目指す次世代型ソーシャルシステムの一端を具体的に提案・実践し,その効果を検証することで,東京都が有する課題解決に資するヘルスケアシステムの事業化に帰結することを目指しています。
センターの先進性
「環境や地理的な制約を受けないヘルスケアシステムの実践」と,それを支える「エコシステムの構築」を目指し,複数分野の研究者が力を結集して取り組んでいる点が本リサーチコアの特徴です。
異分野の知見を融合し,医療や介護領域,さらに日常で得られる身体機能情報の解析と,ICT技術を活用したシステム構築によって従来の医療・福祉の枠組みを超えた新たなヘルスケアの可能性を探求しています。
センターの未来像
本リサーチコアは,最新のテクノロジーと多様な学問領域を統合し,未来のヘルスケアのあり方を再定義し,かつ具体的応用の実践に繋げます。多岐にわたる領域の研究連携によって,日本全国(あるいは世界)において課題とされる独居やへき地におけるヘルスケアサービスの均質化,フレイルや認知症予防のためのサービスの提供に資するシステムを構築し,社会実装を目指しています。
リサーチコアの立ち上げから3年目となり,未来に向けての助走段階を終了しようとしています。今後は,研究室レベルの知識と技術を具体的な社会実装につなげていきたいと考えています。
科学が開く未来への扉
メタ・ヘルスケア リサーチコア
今回の講座では,本リサーチコアの最新の研究成果を,各専門分野の講師から5回のシリーズで紹介していきます。
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備考
※高校生の参加は無料です。5回シリーズの講座ですが、高校生は1回だけでの参加も可能です。
※高校生は専用ページからお申し込みください。